パラサイト[半地下の家族]通訳シャロンチェが可愛い!授賞式の全文英文を掲載!
パラサイト[半地下の家族]で通訳をつとめたシャロン・チェさんが話題です。
とても若い女性で、当時まだ25歳なんです。
ポン・ジュノ監督の言葉のニュアンスを助詞1つにまで気を配って通訳すると言われています。
アカデミー賞授賞式の時に、初めて彼女を意識しました。
というのは、可愛かったんですねー。
授賞式ステージに完全地下の人パクミョンフンが地上に出ていてびっくりして、目が点になりましたわ。
そして通訳さんの自然な笑顔にひきこまれました。
(カンヌ映画祭のとき,パクミョンフンはネタバレを防ぐため、隠れていて観光旅行をしていた)
ファンができるのも、うなずけます。
それにしても25歳にして、世界へ外国語映画での初めのアカデミー賞ノミネート作品を英語圏の人たちへ橋渡しをするとは。
すごいな~~
シャロンチェが評判になったきっかけは2019年12月トーク番組にての通訳だった
12月にジミー・ファロン司会のトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』で存在感を発揮した。
『ザ・トゥナイト・ショー』は放送期間が全米のエンターテイメントで最長の番組。
ジミー・ファロンが映画のあらすじを紹介するよう求めるとポン監督が
ストーリーを知らずに見に行った方がいいのではないか
これをシャロンチェさんは
~the film is the best when you go into it cold
と通訳しています。
知らないこと ➡ cold
coldは普通は、冷たいと訳しますが、関心がないとか閉ざされているとか
そんなニュアンスなんでしょうか。
こんな彼女の通訳を
▲長時間通訳しても集中力がすばらしい
▲話を聞いてすぐに言葉が出る
▲単語選択のセンスが優れている
と評されています。
アカデミー賞授賞式でポンジュノ監督は何と言っていた?英文はこれ!
英語を勉強されてるかたは、英訳にホホーなるほどーとなるのではないでようか。
どうもありがとうございます。
私が若くて映画を勉強していたとき、心に深く刻まれた言葉がありました。
それは「最も個人的なものが最も創造的だ」ということです。
Thank you so much.
When I was young and studying cinema, there was a saying that I carved deep into my heart, which is that “The most personal is the most creative.”
その引用は、私たちの偉大な監督マーティン・スコセッシからです。
学校にいたとき、マーティン・スコセッシの映画を勉強しました。
ノミネートされることは大きな名誉でした。
ですが私は勝つとは思わなかった。
That quote is from our great Martin Scorsese.
When I was in school, I studied Martin Scorsese’s films.
Just to be nominated was a huge honor.
I never thought I would win.
米国の人々が私の映画に慣れていないとき、クエンティン[タランティーノ]は常に私の映画を彼の好きな映画リストに載せました。
彼はここにいます、どうもありがとう。
クエンティン、大好きです。
(I LOVE YOU💛)はご自分でも言って愛を告白しています。
When people in the U.S. were not familiar with my films, Quentin [Tarantino] always put my films on his list.
He’s here, thank you so much. Quentin, I love you.
And Todd [Phillips] and Sam [Mendes], great directors that I admire.
If the Academy allows, I would like to get a Texas chainsaw, split the award into five and share it with all of you.
※テキサスチェーンソーとは???
ホラー映画のタイトルのようです。
Thank you.
I will drink until next morning, thank you.
シャロンチェさんはイ・チャンドン監督の通訳もしました
シャロンチェさんの通訳はこれが初めてのお仕事ではなく
2018年に(23歳!!)イ・チャンドン監督の『バーニング』が北米で話題を集めた時も、通訳をされています。
★「バーニング劇場版」あらすじ
『バーニング 劇場版』は、イ・チャンドン監督による2018年公開の韓国のミステリ・ドラマ映画。
村上春樹の短編小説『納屋を焼く』を原作としており、ユ・アイン、スティーヴン・ユァン、チョン・ジョンソらが出演する。
第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、パルム・ドールを争いました。
ちなみに、2018年パルム・ドールは「万引き家族」でした。
シャロン・チェさんのソウルで通訳として働きながら、フィルムメーカーを目指しているという経歴が伝えられたことから、ハリウッドからもラブコールが殺到している。
映画『クレイジー・リッチ!』のメーンキャストを務めたヘンリー・ゴールディングは自身のツイッターに
「今年の夏、時間が空いている💛」
とシャロン・チェさんの作品に出演したいとの意向を明らかにしました。
また、他にも『ジェニーの記憶』(原題『THE TALE』)や『Nancy』などを制作したプロデューサーのミネット・ルイも「制作を担当したい」と関心を見せたそう。
スティーブ・ポンド氏は
(チェさんは)授賞式のシーズンが終わったら、授賞式にまつわる映画を撮りたいと言っている
とツイートしました。
Bong Joon Ho’s translator, Sharon Choi, is a director. When awards season ends (i.e., tomorrow), she says she wants to start making a movie … about awards season.
— Steve Pond (@stevepond) February 10, 2020
これも、楽しみですよね!
★英会話がちょっとできるだけで、世界が広がるよ💛