阪上義秀(さかうえよしひで)数奇な生涯!ジャニーズ事務所を国会で糾弾した国会議員
今から23年も前です。
ジャニー喜多川氏の性加害問題が国会で取り上げられたことがあったそうです。
国会でジャニーズ事務所の喜多川氏のことを糾弾した,ただ一人の国会議員です。
阪上義秀さんのことをYouTubeで取り上げたのは三枝源太郎(産経新聞社記者)さんです。
三枝さんも動画で話されてました。
今は追い風が吹いていて望月衣塑子記者なんかは、記者会見でワーワーとジャニーズ事務所を責めたてます。
責めやすいと思うんですね。
しかし23年前は、誰も光を当てておらず、話題にもならなかったよう。
その生涯は、2度も逮捕されるなど、あまり恵まれたものではなかったようです。
でも、国会議員でジャニーズ事務所のことを国会で取り上げた功労者です。
wikiからですが、生涯を見ていきます。
阪上義秀(さかうえよしひで)さん23年前に国会でジャニーズ事務所を追求
阪上義秀さん
平成十二年四月十三日（木曜日）
警察庁や厚労省（当時は厚生省）の官僚たちに対し、
「ジャニー喜多川社長が若い男性タレントに性的虐待をしている」
と追及していました。
以下、議事録z全文です。
「私は、昨年、地元のある親御さんから、こんな気になる話を聞いたのであります。
東京に少年たちがタレントとして活躍しているジャニーズ事務所という芸能プロダクションがあるのですが、
そこに所属する少年たちの間で喫煙や飲酒が堂々とまかり通っておるというのであります。
ほかにもいろいろな問題があります。
私も耳を疑ったのですが、ジャニーズ事務所の社長であるジャニー喜多川さんが
タレントの少年たちに性的ないたずらをしているという話も聞きました。
その親御さんのお子さんがジャニーズ事務所に関係しており、お子さんだけでなく、
子供の友達からもジャニーズ事務所の体験談をたくさん聞いたそうであります。
私は芸能界に疎い人間であります。
ジャニーズ事務所という名前は知っておりましたが、その詳しい内容について知りませんでした。
しかし、訴えの内容が内容だけに、私も気になって少し調べてみました。
すると、かなり以前からこの問題は活字になっています。
最近でも文芸春秋社発行の週刊文春に、十回にわたり、この問題が掲載されておるではありませんか。
ジャニーズ事務所は、青少年に対して極めて大きな影響力を持つ芸能プロダクションであります。
この大みそか、事務所に所属するタレントが集まって東京ドームで年越しコンサートを開きましたが、そこに五万五千人も集めております。
昨年、「嵐」というグループがデビューしたが、東京の国立競技場で行われたデビューイベントには八万人が押しかけておるのであります。
新人ですらそうなんです。
事務所で一番人気のあるＳＭＡＰというグループなど、昨年夏のコンサートだけで、五十万人以上のファンを集めておるというのであります。
そういう華やかな反面、ジャニーズ事務所のタレントＯＢ、元フォーリーブスの江木俊夫が、昨年、覚せい剤を使用して、有罪判決を受けました。
フォーリーブスでは北公次さんもそうであります。
覚せい剤で逮捕されたタレントＯＢは五名になります。
私、いろいろと調べてみましたが、ジャニーズ事務所の人気や社会的影響力の大きさを考慮したとき、教育的な見地から、どうしても看過できない、多くの疑問を抱きましたから、あえて問題を提起させていただきたいと考えたのであります。」
以上、告発は大きく取り上げられるこよなく、月日は流れます。
次はwikiから阪上義秀さんの生涯を見ていきます。
阪上義秀（さかうえよしひで)さんのwikiは？プロフィールをご紹介
◇１９４7年生まれ
◇72歳で没
◇2,006年、宝塚市長に就任
◇宝塚市長に就任した直後、税金や水道などの公共料金等計178万円を滞納していたことが判明、
お金が無く、払えなかったとのことです。
◇2009年、100万円の収賄容疑で逮捕される
◇2009年、もう一つの収賄容疑で再逮捕される
逮捕されてしまった晩年ですが、ジャニーズ事務所をたった一人で糾弾したことは
いちばん最初にこの件をとりあげたイギリスのBBC記者が注目したほどの、骨太な方だったと思います。
この時にもっと大きく取り扱われていたら、被害にあわあなくて済んだ少年もいたかもですね。
