PCR検査機全自動の価格はいくら?メーカーのPSS(千葉県)はどんな会社?
2020年8月3日にPSSという会社から、全自動PCR検査機が販売されました。
これは、先にフランスなど欧州では販売されてたんですね。
なぜか、日本では遅れて販売されました。
(装置に用いる試薬が国内で保険適用の対象になったため、8月3日から販売するとのこと)
とても、興味があるPSSという会社はどのような企業なんでしょう。
また、全自動PCR検査機の価格はいくらなのかをご紹介します。
全自動PCR検査機のメーカーはプレシジョン・システム・サイエンス(株)
略してPSSです。
屋上の看板にPSSがしっかり見えますね。
◇住所:千葉県松戸市上本郷88
◇企業内容:
・遺伝子検査
・タンパク質検査などの体外診断における研究開発
・その実用化で用いられる自動化装置
・理化学機器、ソフトウェアなどの開発および製造販売
◇設立:1985年
◇社長:田島修二
・1948年生まれ。
・1976年中央大学理工学部卒業、
・1985年アドバンテック東洋入社。
👇田島社長談
1985年のことです。
・自分で独立するつもりだった・ところが、友人が自分を引き受けてくれ、友人を支援することにした
・今度は89年にその友人の体調に問題が生じ、後を引き継ぐことになった。
・1989年2月PSS入社、4月取締役、6月社長就任。
◇顧客:スゴイところばっかりで、仰天
・ロシュ(スイス)➡メガファーマであると同時に遺伝子診断最大手
・アボット(米国)・キアゲン(ドイツ)➡ 遺伝子分析装置で世界トップクラス。
・エリテック(フランス)➡ 世界的バイオ医薬品メーカーの一つ。
・LSIメディエンス ➡ 国内で三菱ケミカル系の臨床検査・試薬会社で古くからの顧客。
全自動PCR検査機の価格はいくら?
◇装置は最大12検体向け(参考価格1250万円)
◇最大8検体向け(同850万円)の2種類。
◇人手を介さずに、密閉した装置内で複数の検体を同時に検査できる。
★12検体向けは約2時間40分で
★8検体向けは約2時間で結果が出る
やっと日本で認可された日本製全自動PCR検査機。/第2波、第3波への備えでは「感染の広がりを大量に早期に調べるため、24検体の大きな装置を開発している。別の装置と組み合わせる工夫で1日何万、何十万検体の検査も不可能ではない」と紹介した。 https://t.co/hoWUNc9w3Q
— 加藤郁美 (@katoikumi) August 3, 2020
★フランスはパリの検査技師さん
★5月9日の木村正人さんの記事より
[ロンドン発]新型コロナウイルスの感染拡大に伴い論争が激化しているPCR検査について、
開発ベンチャー会社プレシジョン・システム・サイエンス(以下PSS社、千葉県松戸市)が
全自動PCR検査システムの共同開発で
駐日フランス大使から感謝状を送られました。
3か月も前の記事になります。
知りませんでした。
アベノマスクにかかった契約額の総額が約260億円。
全自動PCR検査機1250万円のほう、20台購入できました。
これを、かく都市に5月に設置できていたら………