大好き北海道の東端っこでの生活

シマダタモツ氏の経歴と他の作品は?キャラメルコーンのデザイナーと秘話もご紹介

2022/03/22
 
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大好きな北海道の東端っこ 道東に住んでいます。 北海道に関するできごとや道東のお店 または好きなことまで書いています!

2020年8月25日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の周知のロゴマークが発表されました!

この作品はデザイナー、コピーライターら6人のチームからなる「TEAM INARI」によるものです。

6人のメンバーはこの方々です。

作者(代表者)シマダ タモツ

雨宮 深雪(あめみや みゆき)

大亦 伸彦(おおまた のぶひこ)

上村 慎也(かみむら しんや)

布川 侑己(ぬのかわ ゆうこ)

藤澤 勇佑(ふじさわ ゆうすけ)

 

「TEAM INARI」は大阪市浪速区稲荷を拠点に企業のCIなどを手がけています。

(チームイナリという名前が話題ですが、住所の稲荷からきてるんじゃないかな??)

 

★企業のCIとは?

コーポレートアイデンティティのこと。

コーポレート・アイデンティティとは?

・企業文化を構築する。

・特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信する。

・社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略のひとつ。

 

★この作品のコンセプトは??(写真は代表のシマダタモツさん)

踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。

大阪・関西万博。

1970年のデザインエレメントをDNAとして宿したCELL(細胞のこと)たちが、2025年の夢洲でこれからの未来を共創する。

関西とも、大阪府ともとれるフォルムを囲んだメインシンボルだけでなく、CELLたちは、文字や数字を描きだし、キャラクターとしてコミュニケーションする。

自由に。

有機的に。

発展的に。

いのちの輝きを表現していく✨

 

※デザインエレメントのDNA ➡ 要素のこと

1970年の大坂万博・太陽の塔を主に指してるんでしょうね。

※CELLたち ➡ 細胞のこと

青い目玉のようなものは、細胞なんですね。

今にも動き出しそうです~~~。

インパクトが強いですよね!!!

👇

このポスターは2011年は美術家・芸術家岡本太郎の生誕100周年に当たるのを記念して、制作されました。

太郎の芸術家としての波乱万丈の人生を日本で初めてドラマ化したもの。

タイトルは太郎がデザインを手がけた、日本万国博覧会の会場(現・万博記念公園)の「太陽の塔」にちなんだもの。

  • ポスターデザイン – シマダタモツ

 

10年前に、もう青い目の細胞デザインが使われてるのがスゴイ~~~!

シマダタモツさんの頭のなかで「岡本太郎と太陽の塔」のイメージはもう出来上がっていたということ。

次はデザイナーのシマダタモツさんのことをご紹介します。

シマダタモツ氏(大坂関西万博ロゴマークデザイナー)のプロフィールは?

 

◇1965年、大阪生まれ。

 

◇松江寛之デザイン事務所などを経て、1992年に嶋田デザイン事務所として独立。

 

◇2004年に有限会社シマダデザインを設立。

 

各種メーカー、公共イベント、店舗など、さまざまな分野のグラフィックスを手がける。

 

◇2001年 全日本DM大賞金賞

 

◇2002年 日本産業広告総合展銀賞

 

◇2003年 ディスプレイデザイン大賞/朝日新聞社賞

 

◇2004年 NYfestival金賞

 

◇2009年 全国カタログ・ポスター展カタログ部門経済大臣賞/金賞/審査員特別賞、NYADCポスター金賞、NYADC図録金賞

 

◇2010年 NYADCポスター銅賞、竹尾賞審査員賞


他受賞歴および入選歴多数。

 

◇シマダタモツ氏がアートディレクションを手がけた「純粋なる形象:ディーター・ラムスの時代」(2008年11月〜2009年1月/サントリーミュージアム「天保山」)のポスターと図録が、世界の優秀な広告デザインに贈られる「ニューヨークADC賞」の金賞を2部門で受賞。

 

★図録

 

★ポスター

シマダタモツ氏は岡本太郎さんのようなパンチのある作品を作りたいと思っていた

 

シマダタモツさんの喜びのコメントです

 

・企業さんであったら普通通らないもので、ここまで残ると思っていなかった。

・こういうものが通る万博にして欲しいなと思った

・普通では考えられないけど、僕のなかではかわいい

・本当にこいつがいろんな形になって、いろんなとこに定着していけばすごい面白い

と、喜びで何度も涙をぬぐっていました。

 

★選考委員の原研哉氏が、結果発表に際してこれも素晴らしいことをおっしゃっています。

生まれたてのシンボルマークは空っぽの器のようなもの。

期待や希望を入れ込んで初めて機能する。

そういった意味では素質のあるマークが選ばれた。

立体、モーショングラフィックス、キャラクターにするにも可能性、潜在性のあるマークとなった。

大らかで豊かな気持ちを盛り込んで大事に育ててほしい

 

 

Twitterでの意見がにぎやか~~~

 

 

この方のtweetがいいですよね!!

その通りだと思います。

 

吉村洋文大坂府知事の意見もステキだな♬

コロナに関しての意見ばかりだったから、万博へのコメントが新鮮に感じますね~~。

次は、比較されてる(笑)キャラメルコーンのデザインについて。

面白いお話がありました!

倒産した東ハトを救った話題のキャラメルコーンのデザイナーもご紹介!

キャラメルコーンの元々のデザインはこちらです。

なつかしい~~~♫

 

リニューアルデザインはこちら

 

東ハトは2003年3月に倒産しています。

同じ年の、5月15日に新しい会社としてスタートしました。

新しい会社がスタートしたときに、商品に関する大きなプロジェクトとして,一番最初に手がけたのがキャラメルコーンのリニューアルでした。

キャラメルコーンは昭和46年(1981年)に発売されている商品で長い歴史があります。

キャラメルコーンは、東ハトの売上の約3分の1近くを占めているほぼ看板商品と言っていい商品です。

デザインを手がけたのは、博報堂のアートディレクター杉山ユキさん

2003年にリニューアルですから、もう17年以上になるんですね。

びっくりなんですが、この時にサッカー選手の中田英寿さんに東ハトは「チーフ・ブランディング・オフィサー」に就任してもらっています。

その当時、イタリアに住んでいた中田英寿さんに商品を送って意見を述べてもらっていたそう。

中田英寿さんからの意見のひとつに、袋中央のキャラメルコーンの写真が最初はキャラメルコーンが口にいっぱいだったそう。

 

それを見た中田さんが

「いっぱい入ってて苦しそうだよね。ちょっと空間あけたほうがいいんじゃないの?」

って意見がでてきてちょっと空いてるデザインが採用になったそうです。

これってスゴイことですよね。

また、右側の小さなキャラメルコーンには、味のアクセントになってる塩味ピーナッツが入っていなかった。

それを中田さんが「入れた方がいい」ということで、入れることになったそうです。

え~~!!ビックリです。

 

話がそれてしまいましたが、意外なお話でした。

 

★合わせて読んでほしい

東京オリンピック2020公式ポスター作製アーティストの現作品は?


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